7月3日(木)に開催された第3回環境化学物質合同大会において、一般社団法人日本環境化学会が主催する第19回高校環境化学賞の最終審査が行われました。この最終審査において、探究科3年次の化学1班が、優秀賞を受賞しました。化学1班は、シリカゲルに水を加えたときに発熱する現象に着目し、水と同様に水素結合を行うエタノールでも発熱することに気付きました。さらに、エタノールと水の混合物である市販の消毒液を用いることにより、発熱する時間を延ばすたことができました。こうした実験の成果をもとにして、シリカゲルと消毒液で市販のホットアイマスクと同等の効果を発揮するものを作製することができました。乾燥剤として使用したのちは捨てられてしまうシリカゲルを再利用することにより、持続可能な社会の構築に貢献することができました。
探究科3年次の化学1班が、第19回高校環境化学賞で優秀賞を受賞!
2024/7/23