2024/5/20
5月11日(土)に、岡山大学津島キャンパスで開催された2024年度中国四国地区生物系三学会合同大会岡山大会において、探究科3年次家庭班の生徒1人が課題研究の成果を発表しました。本発表会は、公益社団法人日本動物学会、公益社団法人日本生物学会、一般社団法人日本生態学会が主催して開催したもので、参加したポスター発表では、高校生や大学院生に加え、小・中学生も研究成果を披露していました。本校の生徒は、学会に所属されている大学や企業の研究者のみなさんや、大学や大学院の学生のみなさんに研究成果を発表し、質疑応答を通して研究を深めることができました。
2024/5/10
日本学生支援機構奨学金のインターネットでの申し込みが6/1から始まります。申し込みを希望する卒業生は、奨学金担当者(児玉・岡村優)に電話連絡の上、6月初旬までに学校に申込書類を取りに来てください。
2024/5/8
4月25日(木)の発展探究の授業において、広島大学大学院統合生命科学研究科教授 西堀 正英 先生をお迎えし、出前講義「課題研究を始める前に」を開催しました。発展探究は、探究科の2年次生が1年間かけて課題研究に取り組む授業です。
講義では、西堀先生が取り組まれている環境DNAを活用した、ツキノワグマの生息域の調査を紹介され、お話を通じて研究活動の目的や意義について理解を深めることができました。
次に、生徒一人ひとりがニワトリの絵を描きました。描いた絵をみると、その多くはニワトリの頭部を左側に描いていました。なぜ頭部を左側に描くのか、原因を探る方法を考え、探究活動の進め方を学ぶことができました。
課題研究は、長い時間をかけて行うように感じているかもしれませんが、1年はあっという間に過ぎ去ってしまいます。計画的にしっかり取り組みましょう。
2024/4/19
4月12日(金)に、探究科の1年次生を対象とした「西高海峡ディスカバリー」を開催しました。西高海峡ディスカバリーは、下関市の唐戸地区で、本校に入学して間もない1年次生が、さっそく探究活動に取り組む活動です。
当日は、下関観光ガイドの会のみなさんの御案内により、14班に分かれて赤間神宮や旧英国領事館などの文化財を見学しました。
昼食の後は、会場を下関市立しものせき水族館「海響館」に会場を移しました。海響館では、海や川の生き物、ペンギンを観察するとともに、イルカショーを見学しました。
1年次生は、このたびの活動で気付いた疑問をまとめて発表するための準備をします。こうした活動を積み重ねて、課題解決力を身に付けていきましょう。
2024/4/12
春休みの3月25日(月)に、科学部生徒5名で東京都の品川インターシティで行われたVRC Japan Cup 2024 に出場しました。東京のインターナショナルスクールや中国の高校等から9チームの参加があり、大会はとてもグローバル!もちろん、大会の進行や各チームとのディスカッションもすべて英語!!ロボット技術ももちろんですが、英語力も磨かれる国際的な大会でした。本校は今回が初めての参加でしたが、4勝3敗と勝ち越し、初出場ながら、しっかり実績を残すことができました。生徒たちは、「ロボット製作の新しい発想や改善点を知ることができた」「チーム同士の交流がよかった」と次の大会に向けて、早速、やる気満々です!
2024/4/3
九州工業大学が主催する令和6年3月高校生課題研究発表会に探究科の2年次生(現3年次生)と科学部の1・2年次生(現2・3年次生)が参加しました。3月20日(水)に九州工業大学の戸畑キャンパスで開催された本発表会には、山口県、福岡県、佐賀県、熊本県から22の高等学校が参加し、122本のポスター発表が行われました。本校からは、12班が参加し、発展探究の授業や普段の部活動で取り組んだ課題研究の成果を披露しました。審査の結果、物理部門で物理1班が最優秀賞を受賞するとともに、次の成果を残すことができました。
【物理部門】
〇 最優秀賞
・ 物理1班 「ペットボトルフリップと水の動きに関する研究」
【化学部門】
〇 努力賞
・ 科学部 「アルギン酸塩膜を用いた被膜殻の研究」
〇 アイデア賞
・ 化学1班 「アイカゲル~シリカゲルの吸着熱を利用したアイマスク~」
・ 化学2班 「プラスチックも種類で分別する時代へ」
【生物部門】
〇 アイデア賞
・ 生物1班 「ユーグレナのパラミロン含有量と温度の関係性」
2024/4/3
3月23日(土)に、神戸大学六甲台第2キャンパスで開催された日本藻類学会第48回大会に探究科2年次(現3年次)の生物1班と家庭班が参加しました。2つの研究班は、発展探究の授業で取り組んだ課題研究の成果をポスターにまとめて披露しました。ポスター発表の会場は、大学生や大学院生など学会員のみなさんの発表と同じ会場でした。学会発表を初めて体験した生徒は、緊張しながらも自分たちが取り組んだ研究の成果を、しっかり伝えることができました。
2024/4/3
3月20日(水)に山口大学吉田キャンパスで開催された、令和5年度山口大学ジュニアリサーチセッション(中高生研究発表会)に、探究科2年次(現3年次)の国語班、地理歴史班、英語班が参加し、発展探究の授業で取り組んだ課題研究の成果を発表しました。発表会には、山口県や福岡県、島根県の学校に加え、山形県や栃木県、愛媛県など遠方の学校からの参加がありました。
本校から参加した3つの研究班の生徒は、吉田キャンパスに到着したのち、会場で機器の動作やスクリーンの大きさ、プレゼンテーションするときのポジションを入念にチェックするなど、これまで発表してきた経験を生かして準備することができました。審査の結果、入賞には届きませんでしたが、プレゼンテーションに臨む姿勢や発表で見せた表現力には、大きな進展を見ることができました。
2024/3/26
日本金属学会2024年春期(第174回)講演大会に併せて開催された、第11回「高校生・高専学生ポスター発表」に探究科2年次の化学1班と化学2班がオンラインにより参加しました。本発表会には、東京理科大学葛飾キャンパスにおいて対面で開催されたポスターセッションに23本、オンラインで開催されたポスターセッションに、39本の発表がありました。
シリカゲルB型に水を加えると発熱する現象に興味をもった化学1班は、水と同様に水素結合を行うエタノールでも同様に発熱することを実験で確かめ、発生した熱をホットアイマスクに活用した結果を報告しました。また、ごみ処理において、灯油に代えてプラスチックごみを燃料として活用することについて研究した化学2班は、プラスチックも種類によって燃料として適しているものとリサイクルして再利用するほうがよいものがあることを実験で確かめ、報告しました。
発表会では、学会に参加された大学の先生方などから、これから研究を深めるためのアドバイスをいただくこともでき、有意義な時間を過ごすことができました。
2024/3/21
普通科と探究科の1・2年次生が、総合的な探究の時間や教科「探究」の授業で取り組んだ課題研究の成果を発表する、第5回山口県立下関西高等学校探究学習生徒研究発表会を3月16日(土)に開催しました。
午前は、探究科の2年次の5つの研究班が、1年間かけて取り組んだ課題研究の成果を体育館のステージで口頭発表しました。午後は、普通科1・2年次生のクラス代表と探究科1・2年次のすべての生徒がポスターセッションで研究成果を披露しました。
審査の結果、次のテーマで発表した研究班がそれぞれ最優秀賞を受賞しました。
〇普通科1年次
【2組C班】「昆虫食」で飢餓をなくそう!
〇普通科2年次
【2組F班】日本人の性の変遷 ――性の消極化は何故進む――
〇探究科1年次
【5組D班】人類と毛 ~毛にも歴史がある~
〇探究科2年次
【物理1班】ペットボトルフリップと水の運動に関する研究
本校生徒の保護者のみなさんに加え、小学生や中学生の参観があり、本校の探究活動を多くの方々に披露することが出来ました。